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紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす

2015-06-14 Sun 17:12
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 以前ここでチラッとご紹介した、武田砂鉄著「紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす」(朝日出版社)を読了しました。一時的に品切れ状態だったようですが、現在書店には大量に平積みされていました。

 この本の内容は、簡単にいうと『誰もが大して意味を考えることなく使う、ちょっと気持ち悪いフレーズについて著者が批評する』みたいな感じです。恐らく10人中9人は「別にどうだっていいじゃん」「はいはい、分かった分かった」などと関心すら示さずにあっさり流してしまいそうなことばかり。でも残りの1人には激しくヒットしそうな本ですね。このブログに何となく似ていると感じ私も共感しました(笑)

 ただ…ムズい!!基本的に書かれていることはほぼ全て共感出来るのですが、著者の文章が高度過ぎるのか?私がバカ過ぎるのか?読みやすいミステリー小説慣れしてしまったからなのか?読みながら言葉や文章をスルスル理解出来ない。よってここで魅力的な感想文を綴るのは無理そうです(笑) 何度か読み返せばもっと理解出来るかも知れません。せめてAmazonの内容紹介からその内容をお察し下さい…。


(以下、Amazonよりテキスト拝借)

新しい書き手。自由な批評。

「柔軟剤なしのタオルと同じ。読むとヒリヒリ痛くて、クセになる。」……重松清さん
「世に溢れる陳腐な言葉と格闘することはこの世界と格闘することだ。」……白井聡さん

「育ててくれてありがとう」「全米が泣いた」「国益を損なうことになる」「会うといい人だよ」「ニッポンには夢の力が必要だ」「うちの会社としては」……日本人が連発する決まりきったフレーズ=定型文を入り口に、その奥で硬直する現代社会の症状を軽やかに解きほぐす。 言葉が本来持っている跳躍力を取り戻すために。初の著作、全編書き下ろし。

【目次】
はじめに
「乙武君」………障害は最適化して伝えられる
「育ててくれてありがとう」………親は子を育てないこともある
「ニッポンには夢の力が必要だ」………カタカナは何をほぐすのか
「禿同。良記事。」………検索予測なんて超えられる
「若い人は、本当の貧しさを知らない」………老害論客を丁寧に捌く方法
「全米が泣いた」………〈絶賛〉の言語学
「あなたにとって、演じるとは?」………「情熱大陸」化する日本
「顔に出していいよ」………セックスの「ニュートラル」
「国益を損なうことになる」………オールでワンを高めるパラドックス
「なるほど。わかりやすいです。」………認め合う「ほぼ日」的言葉遣い
「会うといい人だよ」………未知と既知のジレンマ
「カントによれば」………引用の印鑑的信頼
「うちの会社としては」………なぜ一度社に持ち帰るのか
「ずっと好きだったんだぜ」………語尾はコスプレである
「“泣ける”と話題のバラード」………プレスリリース化する社会
「誤解を恐れずに言えば」………東大話法と成城大話法
「逆にこちらが励まされました」………批評を遠ざける「仲良しこよし」
「そうは言っても男は」………国全体がブラック企業化する
「もうユニクロで構わない」………ファッションを彩らない言葉
「誰がハッピーになるのですか?」………大雑把なつながり
おわりに


(テキスト拝借ここまで)


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