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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
Qrosの女

2015-08-06 Thu 00:00
qros

 誉田哲也著「Qrosの女」(講談社)を読了しました。最高傑作!というほどではありませんが、面白いし私は好きです。

 物語はまず「週刊キンダイ」芸能記者の矢口慶太を一人称に始まります。彼はちょっと天然ボケ風の頼りない記者でして、企画会議に出すネタもなかなか揃えられない。何とか出したネタも到底記事には発展しそうもない、突っ込みどころ満載のショボいものばかり。この辺のデスクとのやり取りは結構笑えます。

 そんな矢口、ネタ候補として“Qros”という流行のファストファッションブランドのCMで話題沸騰中の謎の美女「Qrosの女」の正体に興味を持ちますが、なかなか核心に迫る情報は得られない。ようやくCMで彼女と共演したイケメン俳優・藤井涼介のネタを仕入れたので、先輩記者の栗山とともに藤井の自宅を張り込んでいると、偶然Qrosの女らしき女性を発見します。

 さて、このQrosの女の正体は?なぜ正体が明かされないのだろう?と興味深く読み進めていると、矢口の先輩記者・栗山を一人称に進行する第2章で早くも正体判明(笑)

 その後、悪意あるネットの書き込みに悩み、ノイローゼ気味になっているQrosの女の力になろうと栗山が頑張ったり、無責任にネットに情報をばら撒くというやり方を憎むブラック・ジャーナリストまでもがQrosの女の力になろうと接近したり、そこに謎のヤクザが登場して襲われたり…正直、私の頭では結末が最後まで予想出来ませんでした。

 まぁひと言でいうなら出版業界、芸能界を舞台に、ネット情報に翻弄される人々や裏の世界の人間模様などを描いた物語でしょうか?章ごとに一人称が交代することでパズルのピースがどんどん埋まってくるような快感がありました。

 また、同著者の「疾走ガール」「ガール・ミーツ・ガール」に登場する夏美やルイの名前が何度か登場するのもファンには嬉しい限りです。物語に関わるわけではなく、あくまでも同じ世界の住人、という程度ですけれど。青春小説で著者がよく採用する、登場人物同士のちょっと砕けた面白い会話もよかったです。

 ところで今後もし、本作が映像化されるとしたら、Qrosの女は誰が演じるのが適任でしょうね?

・美人だけど華がない
・美人だけど普段はメガネ着用のため美人だと気づかれない
・長身でモデル体型
・貧乳(笑)
・グレーのカーディガンにジーンズ(カバー写真のイメージ)

女優さんをよく知らない私は、アンジェラ・アキくらいしか思いつかないんですけど(笑)

…しかも女優でもないし(笑)




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