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相手の気持ちを想像できない撮影者たち

2015-07-28 Tue 07:44
 7月26日朝、東京・調布の住宅地に小型飛行機が墜落、死者を出す惨事となってしまいました。

 このような事故が発生した場合、第一報を受けたテレビ局の取材クルーが現場に到着する頃には既にカオスな状況は一段落していて、視聴者が喜びそうな派手な“画(え)”が撮れないことが多い。したがって現場付近にいた一般人がたまたま撮影した“鮮度の高い動画”をあさり、テレビで流すことが今や当たり前です。

 でもねぇ…こういうのってどうなんでしょう?私は個人的に疑問に感じます。

 確かに今は、何か起きれば誰でもケータイ・スマホで即動画を撮影可能な時代です。一般人が撮影した粗い動画でも事故の悲惨さは十分視聴者に伝わります。決定的瞬間を手に入れて高視聴率を期待出来るテレビ局は万々歳。自分が撮影した動画がテレビで使われ誇らしげ、謝礼も貰えて(?)一般人も大満足…これも一種の“win-win”の関係でしょうか。客観的に見たらとても合理的です。

 しかし人として感情ベースで、倫理的観点から見ると、こういった撮影って最低最悪じゃないですか?(笑)

 なぜならほとんどの撮影者は、人の不幸を意気揚々とカメラに収めているわけです。せめて周囲の人々からどう思われているのか?想像して欲しいですね。

(おっ!やってるな!!凄い映像撮れた?やったね!!)

なんて思ってくれるひとはごく希でしょう。普通は

(うわぁ~コイツ最悪!!他人の不幸を何だと思っていやがるんだ?!こんなヤツ、どうせ女にモテないんだろうな。親友もいない寂しい奴なんだろうな)

なんて見下されて、気持ち悪がられるのがオチです。…そもそも事故現場でカメラを回す人なんて、(仕事なら仕方ないですが)他人からどう思われるか?よりも自分が目立つこと、得することしか考えていませんけれどね。

 私はこれまで大きな事件事故の現場に居合わせたことはありませんが、駅のホームで人が病気で倒れたなど、ちょっとした騒動やトラブルを目にしたことはあります。

 そんな時、カメラ撮影したくなる気持ちは分からないでもありません。「今日、こんなことがあったんだよ!」と話のネタになりそうだし、ネタにするなら画像(動画)もあった方が伝わりやすいし…なんて自己中な考えに浸ってしまうこともなくはないです。でも、そんな時は必ず、

「もし倒れているのが自分や身内、大切な友達や愛する人だったら?彼らが話のネタにと面白半分で他人に撮影されたらどう感じるだろう?」

と想像することにしています。そうすれば実際に撮影するに至ることはまずありません。

 今回の飛行機墜落事故でも、一軒のお宅が丸焼けになり、母娘二人暮らしの娘さん(ペットの10匹のワンチャンも)が亡くなったそうです。撮影時に死者の有無まで分からなくても、家が燃えている様子を見て、住人はどんな気持ちだろうか?もしこれが我が家だったら?…ちょっと想像すれば、まともな神経の持ち主なら撮影は続けられないでしょうし、“○○さん撮影”なんて字幕が入った動画がテレビで流されることを恥ずかしいと感じるはず。

 小さい頃、誰かに意地悪すると、親や先生にこう言われませんでした?

「相手の気持ちを想像してみなさい。お前が誰かに同じことをされたら、どう思う?」

と。私はよく言われたし、その言葉通り素直に想像してみることで精神的に成長出来たと思っています。そんな簡単な、小さな子供でも習得しているスキルが備わっていない“体の大きな子供”が世の中には多過ぎる…ニュースを見てそんな気がしました。



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