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“ヤバい”は本当に肯定的に使われているのか?

2015-10-07 Wed 00:00
 先日、文化庁が発表した国語に関する世論調査の結果で、気になることがありました。10代の9割が「ヤバい」を「素晴らしい」「よい」「美味しい」「カッコいい」といった肯定的な意味で使うというのです。11年前の調査結果と比較しても、10代に限らず全世代に同じ傾向が見られるようです。

 「ヤバい」に限らず、長い年月をかけて意味が変化した言葉は他にも存在します。日本語は(善し悪しは別として)そういった歴史を重ねて進化してきたと思うので、これも仕方のないことと受け入れなければならないのでしょうね。本音を言うと違和感バリバリなのですが(笑)

 ただ、文化庁の「肯定的に使うことでより印象づける表現として広がっているのではないか?」という見解は個人的にちょっと違うと思うんですよね。これだといきなり意味が変化したような言い方です。私はそうではなく、厳密に言うと「肯定的に使われているわけでもなんでもない」と思っています。

 例えば、ラーメンを食べたら素晴らしく美味しかったので、強調して「ヤバい(=美味しい)」と表現する、というのが文化庁の考え方です。でも実はそうではなく、

「ラーメンを食べたら自分の経験や常識を越える美味しさだった。うわっ!こんなに美味しいラーメンが世の中にあったのか!ならば今までのオレの常識は何だったんだろう?今までこんなに美味しいラーメンがあることを知らずに過ごしてしまった○○年間って何だったんだろう?そんなオレの人生ってもしかしたら無駄だったんじゃないか?無意味な○○年間を過ごしてしまったオレって…かなりヤバいヤツだよな…

という、これまでの自分(人生)を後悔するほとの感動と出会った時に、赤字部分を省略して「ヤバい」と表現しているのだと思います。つまり「ヤバい」のはラーメンの味ではなく、自分自身(の過去)である、と(笑)

 まぁ時間が経てば誰も何も考えず、単に“ラーメンの味=ヤバい”になってしまうのでしょうけれどね。


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