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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
本当に心配ならまずは理屈も正論も抜きで、と思う件

2015-12-08 Tue 18:59
 以前、ここでもちらっと触れさせていただきましたが、9月に入院した認知症の母が退院後、奇跡的(?)に体調だけでなく生活習慣まで入院前の状態に戻りました。

 一時は入院の影響で歩けなくなり、寝たきり介護を任せられる施設行き。そのまま廃人のようになってしまうのか?と危惧した父も、今では元通りお喋りしまくり、なかなか食事が進まない母に対し時折軽くキレる(笑)ほどです。

 とはいっても、自力で食事出来ず家族の介助が必要な母の介護レベルは、ついにMAXのレベル5となってしまいました。これまで以上に身内の協力が必要です。私としても頑張って協力し、少しでも病気の進行を緩く抑えられるよう努めるしかありません。


 さて、そんな母の介護生活ですが、この入院を境に私の母に対する態度をかなり改善することが出来ました。例えば母が言うことを聞かなかったり、愚図ったり、ふて腐れたりしても全くイライラしなくなりました。食事の介助も面倒に感じなくなり、逆に楽しみながら出来るようになりました。そして、時間があれば母の隣りに座り、顔を近づけてずっと会話(全く意味のないやりとり)していられるようにもなりました。要するに、とにかく元気でいてくれればいいや、と割り切れるようになったわけです。

 正直言うと、もっと早くこうしたかったのですが、どうしても自分の都合や楽をしたい気持ちを優先してしまいがちでして…結果的に多くを父に押し付ける形になっていました。そのくせ「そんなやり方じゃダメだ」「~すべきだ」と口だけは出す。今思うと過去に父が縁を切った親戚たちとほとんど同じ。お恥ずかしい限りです。

 もしかしたら私はこれまで、自分では母のことを心配しているつもりでいながら、本当は心配なんかしていなかったのかも知れません。

 例えば、道端にお腹を空かせてうずくまっている人がいたとします。もし本当に彼(女)のことが心配なら、まずは「これを食べなさい」と食べ物を差し出すはずです。食べ物を持っていなければ、500円くらいなら「これでコンビニでおにぎりでも買いな」と援助するでしょう。本当に心配なら、ね。私はこれと同じことを母にしていなければなりませんでした。

 しかし私がしていたのは、「お金がないのなら役場に行って生活保護を申請すべき」「公園での炊き出し予定を調べて自分から行動すべき」「まだこんなところにいるのかよ?!自分で動かなきゃ意味ないぞ」のような口出しのみだった気がします。

 後者は確かに正論ですが、苦しんでいる相手やその周囲の人の気持ちや事情は全く無視。愛も感じません。母は親なのですからなおさらでした。

 焼け石に水でも理論的でなくても構わないから、前者のようなことを無意識のううちに出来る人でありたかった。そして今からでもぜひそうありたい。そう思います。


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