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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
人間ごときが自然を征服出来るわけないと思う件

2016-03-17 Thu 19:07
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 北海道立オホーツク流氷科学センター開催の「第25回『オホーツクの四季』写真コンテスト」にて、最優秀賞に選ばれた「征服」という写真と、それを選考した審査委員が非難されているようです。

 問題になっているのは、砂浜に流れ着いた鯨の死骸の上に立った若者がガッツポーズをとっている写真。確かに東京在住で本物の鯨なんて見たことない私にとっては、とても珍しい光景です。しかしそれ以外、最優秀賞に値しそうな要素は、この写真からは何も感じられません。むしろこれを見た多くの人が感じるように「命の尊厳を踏みにじる」「捕鯨文化を馬鹿にしている」だけです。

 さらに審査委員の選評も稚拙すぎて、私は怒りを通り越してむしろ得体の知れない不気味さすら感じますね。

 でも、何だかんだ言っても、このニュースで私が最も違和感を覚えたのは、写真のタイトル「征服」です。

 私は数年前から趣味として登山を楽しんでいます。もともと体力に自信がある方ではないので、どんな低山でも例外なく登るのはキツい。でもその分、頂上に立った時の喜びと達成感は大きい。そんな時は嬉しさのあまり、つい“○○山を征服(制覇)したぜ!!”という言い方をしてしまいがちでした。

 ところが何度か登山を繰り返していると、嫌でも自然の怖さ、厳しさを思い知らされます。激しい風雨、想定外の寒さ、暑さに苦しめられると、もう“征服”なんてバカなことを言うのはやめよう、と思うようになります。あぁ、自然って素晴らしいと同時に恐ろしくもあるんだなぁ。それに比べりゃ人間なんてそこで勝手にチョロチョロ遊んでるアリンコのようなチッポケすぎる存在だ。“山を征服(制覇)”?…オレは何て恥知らずだったんだ?!と気づくわけです。

 まぁ有名な登山家などは、便宜上「征服(制覇)」と表現することはありますが、偉業を成し遂げる人ほど(生物も含め)自然には敬意を払うもの。

 したがって、今回の問題の写真についても、自然豊かな北海道で開催された写真コンテストにもかかわらず、このような被写体の、「征服」というタイトルの写真が賞を取ったことが個人的には理解出来ませんでした。

 他の入選作品がなかなかよかっただけに、歴史ある写真コンテストにケチが付いてしまい残念です。


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