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まとめて(サラッと)読書感想文(20160327)

2016-03-27 Sun 23:16
ウインク
「ウインクで乾杯」(東野圭吾著/祥伝社/1992)

 パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…。

 東野圭吾…これほど大衆的人気作家にもかかわらず、私は一昨年秋まで一冊も読んだことがありませんでした。しかし友人から一冊借りて読んだのを機に、3年越しで古め(ブックオフで108円で買える)のタイトルはほぼ全て読破しました。

 「ウインクで乾杯」も、次にご紹介する「名探偵の呪縛」も、そんな東野圭吾作品の数少ない“読み残し”。古めだし、全く期待せずに読んだのですが、けっこうイケました。ところどころバブリーなムードが漂うのもご愛敬(笑) というか、タイトルからしてかつてのトレンディドラマみたいですね(笑)


名探偵
「名探偵の呪縛」(東野圭吾著/講談社/1996)

 図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。実はそこは「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街にかけられた呪いとは何なのか。

 探偵天下一とは、いわゆる古典的ミステリー小説にはつきものの、“密室殺人”や“人里から隔離された館で起きる連続殺人”などを軽いノリで皮肉りながら書かれるシリーズに登場する、主役の探偵です。

 本作は(特に欧米で)廃れてしまった、そのような“本格推理”ものへのオマージュ的作品でしょうか?ラストはちょっと哀愁が漂います…と言いつつ、実は私も“密室”も“館”も読むのはしんどいのですが(笑)

 それにしても、こういったクラシカルな“推理小説”って、これはこれで立派な娯楽文化だと思うのですが、過去の遺物みたいに扱われるのは悲しいです。


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