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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
他人の常識・価値観の“個性”を否定する人々

2016-04-27 Wed 00:03
 熊本地震を機にバラエティ番組を自粛する傾向にあったテレビ業界。これを批判した実業家のホリエモンと、彼を批判し自粛を肯定した教育評論家の尾木ママがネット上で対立しています。

 さらにこの出来事を取り上げたいくつかのテレビ番組でも出演者が議論…というか問題の是非とは別にホリエモンを批判する声が目立ちます。

 ホリエモンを批判する出演者、いわゆる“タレント”と呼ばれる人たちがよく口にするのが、「ホリエモンの主張は合理的で、必ずしも間違ってはいないが、感情(人間味のある優しさ)がない」ということ。つまり彼のような“個性的な考え方”をする者は変わり者であり、好ましい存在ではない、とでも言いたげです。しかし私は、これはちょっと違うと思います。

 まず、本来ホリエモンは実業家、ビジネスマンであって、テレビに出て視聴者を楽しませることを生業とするタレントではありません。そして、そんなビジネスマン、特に彼のように大成功して大金持ちになるような人は、常日頃から合理的で客観的事実しか見ないもの。ビジネスを行う上で感情ベースの考え方は無意味と考えるものです。

 その一方で、テレビに出るタレント…芸人や俳優、アナウンサーらにとってテレビは“職場”。彼らは視聴者に嫌われないよう、視聴者の感情を尊重し、感情に配慮して発言します。

 ホリエモンと尾木ママ、どちらの意見が正しいかはともかく、このようにホリエモンとテレビタレントの価値観は最初から大きく違うわけです。よってテレビの中では“多数派”であるタレントたちが、一律ホリエモンを「アイツは変だ」と批判すると、視聴者にはそれが世間一般の多数派意見のように聞こえてしまい不公平。というか、むしろ危険です。私の想像ですが、逆にホリエモンの周囲の実業家たちに意見を聞けば、きっと「アイツ(TVタレント)ら何言ってんの?バカじゃね?」みたいな、ホリエモンに近い考え方をする人の方が多数派かと思いますけれどね。世の中そういうものです。

 「客観的事実に基づいた合理的意見」、「感情に基づいた人間味のある意見」、どちらも大事です。私個人は、仕事上では前者重視、プライベートでは後者重視を心掛けるのが理想的と考えてきました。そう考えたら、ホリエモンにとって本来の仕事もテレビ出演も、どちらもビジネスです。私たちがテレビで見るホリエモンが常にあのような合理的で客観的な意見を主張するのは筋が通っており、私は好きですけれどね。

 それにしても人って、ブサイク、ブス、デブ、ハゲ、チビ、左利き、胃拡張(大食い)など、身体的個性についてはあからさまに否定しないのに、常識や価値観など心の個性については、割と平気で否定するものですね。というか、そういうのも個性なんだと気づいていないのでしょう。心の個性を否定する行為こそ変だ、ということを考えて欲しいものです。





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