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探偵ミタライの事件簿 星籠の海

2016-06-09 Thu 19:40
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 以前読んだ島田荘司著「星籠の海」が映画化されたので、見に行きました。タイトルがちょっと変わり「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」。…やはり“御手洗”だと威厳に欠けるとか、何かと都合悪いのでしょうか?(笑)

 それはともかく、ドラマを含む映像シリーズの御手洗潔といえば玉木宏です。以前私は、まだ御手洗=玉木はピンとこない、と述べましたが、少なくともルックス、演技、存在感などを総合すると、現時点では玉木宏がベストなのかな?という気がしてきました。ただし“カッコいい”や“天才”以外の御手洗のキャラ、つまり“変人”というか変わり者っぽさをもうちょっと醸し出してくれればなおよいと思います。今の状態では外見的なカッコよさが強すぎ。その点ではまだガリレオ先生を演じる福山雅治の方が御手洗のイメージに近いか?

 そして本作には大人の事情(?)で、残念ながら相棒の石岡君は登場しません。御手洗の魅力を引き出すためには、やはり石岡君との会話、掛け合いがあった方がよいですね。といってもここで私がいう石岡君はあくまでも山口敏太郎先生のイメージ(笑) 堂本光一じゃないんですけど。

 その石岡君の代役的存在であり、御手洗のパートナーとして本作では編集者役の広瀬アリスを出してきましたが、これは映画オリジナル設定だと割り切ればそんなに悪くないと思います。ちなみに巷では妹の広瀬すずが何かと注目されがちですが、私は「スープ~生まれ変わりの物語~」以来ずっと広瀬アリスの方がお気に入りなので、これでよいのです(笑)

 さて、肝心の内容ですが、原作およびシマソー(原作者・島田荘司)ファンとしては、あの壮大な単行本2冊分の物語をよくここまで圧縮したな、頑張ったな、と素直に感じました。その分、かなり変更点が目立ちましたけれどね。韓国人教祖率いる統一協会風宗教団体に当たる悪の組織が普通の日本の企業に変更。福島出身で原発の影響で白血病になって死んでしまう少年は登場せず。膨大にページを割いた小坂井の学生時代からの半生記もカット。というか小坂井と現代版星籠を作った造船会社社長・忽那が同一人物という驚きの設定だし(笑) まぁシマソーがOKならよいのでしょうが。

 また、映画サイズになったことで歴史オタク・滝沢助教授のキャラ、魅力が描き切れていなかったのも残念でした。しかも原作を読む限りなかなか美人な印象でしたが、映画ではかなりオバサン化が進んだ石田ひかりだし(笑) それとともに村上水軍をはじめ歴史上の謎に触れる部分についても駆け足気味で、何も知らない観客が興味を持ったりしっかり理解するまでには至らないだろうな、と思いました。

 それらのことから、原作を読んだファン、もともとシマソーや御手洗ものに好意的な私のようなファンはともかく、単純に玉木宏のファンやミステリーファンが見た時にどう感じるのだろう?面白いと感じてくれただろうか?私には永遠に理解不可能なだけに気になります。ネットのレビューサイトでは概ねよい評価みたいですが。

 よかった点は、何といっても瀬戸内海の美しい風景をビジュアルで楽しめたこと。映像コンテンツならではの強みです。そしてラストの星籠を貨物船にぶつけ犯人の逃亡を阻止するシーンもよかったと思います。私が原作を読みながら想像したシーンと近かったです。

 そしてファンサービスなのか、途中、石岡君が声だけ出演するシーンがありました。明らかにオッサン風の声です。堂本光一ではありませんでしたが、私は大歓迎です。今後御手洗ものが映画なりドラマで続く場合、石岡君はそれなりのオッサン役者を使うか、または一切出さずに広瀬アリス演じるオリジナルキャラとのコンビで通すか、個人的にはそのどちらかを望みたいですね。



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