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まとめて(サラッと)読書感想文(20160708)

2016-07-08 Fri 21:00
 読書が趣味の叔母から借りて読んだ本。桜庭一樹という作家さんは初体験です。


photo1
「少女には向かない職業」(桜庭一樹/東京創元社/2007・12)
 

 あたし、大西葵13歳は、人を二人殺した…あたしはもうだめ。全然だめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから―。

 ごく普通の女子中学生が、夏休みの間に2件の殺人を犯すことになってしまうお話。ただし殺人といってもいわゆる警察もの、推理ものではありません。強いて言えばファンタジーホラーというか、1980年代の角川もの(読んだことないけど・笑)みたいな青春要素強めな感じか?空気感が乙一、自宅でゴロゴロしている怖い継父を殺害する部分が貴志祐介(「青の炎」)にちょっとだけ似ているようにも感じました。

 10代の閉塞感とか、子供独特の人間(友達)関係の煩雑さみたいな懐かしい匂いはしますが、オチがあれかよ?!という感じ。好き嫌い分かれそうです。


photo2
「ばらばら死体の夜」(桜庭一樹/集英社/2014・3)


 神保町の古書店「泪亭」二階に住む謎の美女・白井沙漠。学生時代に同じ部屋に下宿していたことから彼女と知り合った翻訳家の解は、訝しく思いながらも何度も身体を重ねる。二人が共通して抱える「借金」という恐怖。破滅へのカウントダウンの中、彼らが辿り着いた場所とは―。

 「少女には向かない職業」が青春色を強く出していてそれなりに世界観に馴染めたのに対し、こちらはあまり馴染めなかったですね。一見突拍子もなく思える設定のワケは読み進めると理解出来ますが、人ひとり殺してバラバラにして遺棄したのに、警察が捜査しても容疑者すら浮上しない(読者は認識)なんて(笑) タイトルから想像する物語3割、素姓のよく分からない若い女性と暗い過去を持つ(?)冴えない大学講師の“そこはかとない”日常7割といった感じ。

 BOOKデータにある「借金云々」というのもテーマというほどではないし。作風の雰囲気を楽しむ作家さんのようです。


 せっかく貸していただいた本でしたが、ちょっと私には合わない作家さん。貸してもらえば読むけど自分から手に取ることはないなかぁ…。




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