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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
幽霊は信じ込みと自己暗示で作られる幻?

2016-09-17 Sat 09:34
※あくまでも私個人の見解です


 この夏も書店やテレビ番組などで多くの心霊・怪談コンテンツを目にしました。心霊ネタ大好きな私は大歓迎です。

 でも、そんな私が言うのもアレですが…実は私、幽霊の存在って信じていないんです。いや、幼少期はガチで信じていましたが、ある友人との出会いを境に幽霊はいないと考えるようになりました。

 私が“自称心霊体験豊富”な友人・Nと出会ったのは大学2年の時。夏休みを利用したイギリス語学研修のメンバーとして知り合いすぐに意気投合。平日は毎晩一緒にパブで飲みながら外国人のお客さんたちとお喋りを楽しみ、週末には仲間を募ってロンドンで遊びました。

 ある日、仲間15人くらいで電車でロンドンへ。到着後、それぞれ目的地ごとに分散しましたが、趣味嗜好の合致する私とNは、他の2人の友達とともに4人で行動。そして最後に観光名所・ロンドン塔を訪れたのです。

 ロンドン塔は中世の城塞ですが監獄でもあったため、ここで多くの人が幽閉されたり、処刑されたりしました。よって心霊スポットでもあります。まず私は、ロンドン塔内に入る前に、その全貌をカメラに収めようとしました。しかし直前まで何ら問題なかったカメラがウンともスンともいわない。そしてNもなぜか突然鼻血を出したのです(笑) これは普通じゃない、ヤバい。きっと霊が俺たちを歓迎していないんだ。「帰れ!」と言っているに違いない。そんなことを真剣に話しながら見学しました。

 その後ホームステイ先に帰るため、駅に集合した私たち。誰もがその日の出来事を楽しげに語り合っていますが、私は自分のカメラが心配でそれどころではありません。壊れた原因を探りました…が、もしかして?と思い予備のバッテリーと交換したところ、呆気なく元通りに。単なるバッテリー切れでした。たまたまロンドン塔に着いたタイミングでバッテリーが切れただけで、霊の呪いなどではなかったのです。

 私はこの事実をNにも報告しました。ところが電車が走り出してしばらくすると

「…でよぉ、ロンドン塔に入ろうとしたらいきなりX(私)のカメラが壊れてさ、しかも俺まで鼻血だすしよ、マジで霊の呪いだよ!!」

Nが得意げに別行動した友人たちを相手に語り聞かせているではないですか。(えっ?なぜ?!)ちょっとNの人間性を疑いましたが、わざわざ波風を立てる必要もないと思い、何も言いませんでした。

 またその翌年、私はそれまでお世話になった下宿を引き払い、ワンルームのアパートへ引っ越しました。荷物は多くなかったのでNを含む友人2人に手伝ってもらい無事完了。一人は帰宅しましたがNはそのまま私の新居に泊まることになり、遅くまで酒を飲みながらワイワイ騒ぎました。

 すると突然、部屋のチャイムが「ピンポ~ン」と鳴りました。あれ?ここに越したこと、しかも今日引っ越したことは誰も知らないはずだけど…?とりあえずドアを開けますが誰もいません。そんなことがその後立て続けに2回ほど。まさか心霊現象?ビビりました。

 しかしよく見るとアパートの扉の外、通路の向こうの柵を隔てて隣接する民家の庭に立つ怖そうなオッサンの存在に気づきました。手には長いほうきを持っています。(あぁ、これを使って庭からチャイムを押したのか)。オッサンは苛ついた様子で「うるさくするんじゃねぇよ!!」とクレームをつけ、去って行きました。Nとの会話が楽しくて気づきませんでしたが、どうやら私たちはかなりの大声を出していたようです。Nもこのやりとりは見ていたので、「仕方ない、小さい声で話そうぜ」と注意を促し、飲み会を再開しました。

 翌日。大学の講義後、知り合いを探して校内のティールームを覗くと、数人の女友達がNを囲んでいます。私もまぜてもらおうと近づくと

「…それでXの新居で飲んでたらよ、夜中に何度もチャイムが鳴ってよ、ドア開けても誰もいないんだよ!!結局朝まで続いたから一睡も出来ないしさぁ、あれは絶対に霊の仕業だよ!!」

おいおい違うだろう。つーか引っ越したばかりなのに女子にそんな話したら誰もオレん家に遊びに来なくなるじゃないか!!(笑)

 実はこれまでにも何度か似たようなことがありました。自称心霊体験豊富なNは、

■深夜車で走行中、別の車がしばらくピッタリ張り付いてきた。ある場所でハンドルを切ったらその車は消えた。途中曲がれる道はないはず。交通事故死したドライバーの霊だ!!
→本当に曲がれる道のない一本道だったのか?怪しいが事実を知るのは彼のみ。

■引っ越したアパートで風呂に入ろうと思ったら排水口に長い黒髪が数本あった。前の住人の霊だ!!
→既にその部屋には友達が何人も出入りしており、中には髪の長い女子もいた。朝までワイワイ飲み会して、彼女らがシャワーを借りた時に抜け落ちた頭髪の可能性が高い。

■この前部屋にいたら、いきなり耳元で誰かの声がした。霊だ!!
→本当に耳元なのか?本人にしか分からない。アパートでは条件により隣室の住人の声がはっきり聞こえることもあるのでは?

…といった胡散臭いエピソードをしばしば得意げに話す。でも証拠はなく、あくまでも主観的見解。第三者が真偽を確認することは出来ません。薄々怪しいな、捏造では?とは思っていましたが、私絡みの明らかな捏造ネタをベラベラ喋るのを見たら、あぁやっぱりヤツの心霊体験は全部こんな感じだったんだな、と。何でもない出来事に尾鰭をつけただけの捏造話と判断したわけです。

 ただしNを観察していると、どうも嘘をついて相手を騙してやろう、という感じではありません。自分で嘘をついている自覚がないというか、霊の存在を信じたい、自分は霊感が強い人でありたいという気持ちが強すぎるあまり、彼の中で捏造話がいつの間にか現実の体験談として記憶に上書きされ、彼の中で事実として処理されている感じなのです。正直私もそんなN相手にどう対処してよいのか分からず、今日に至るまで彼の“心霊体験”を否定することは出来ませんでした。

 結局、ちまたに溢れる心霊体験談のほとんどは、こんな感じなのではないか?というのが現時点での私の考えです。例えばある人が夜、たまたま窓の外をチラッと見た瞬間、白い物体が目に映った。恐らくそれは風で飛ばされたレジ袋だったと思いながらも、友達に

「昨日窓の外に“白い色をした不可解なもの”を見てさ」

と、つい含みを持たせた言い方をしてしまう。それが回を重ねるごとに

「白い靄のようなもの」
「白い人影」
「白い服を着た女」
「幽霊」

「昨日窓の外に“幽霊”を見てさ」

と変化してゆき、自分でも何となく本当に幽霊を見たのかも知れない、と思い込むに至る。もちろん意図的に虚偽情報を流している人の方が多いと思いますけれどね。

 その前提で心霊体験談を聞いたり読んだりすると、やはりほとんどが“本人の思い込み”で咀嚼出来そうなものばかり。“小さいおじさん”なんてまさにその典型でしょうね。だってそんなのいるわけないし(笑) 芸能人の心霊ネタは仕事に直結するだけに、ほぼ捏造か思い込みのように思われます。

 とまあ、私は個人的にこう考えているわけですが、別に幽霊が存在するのなら存在して欲しいとも思います。でも心霊体験話はあくまでも話半分、どっちなんだろう?というグレーゾーンを楽しむに限りますね。


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