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禁煙も人生、喫煙も人生

2016-11-12 Sat 21:08
 禁煙していた父が、再び喫煙するようになってしまいました。

 父は若い頃からスモーカーでしたが、健康のため5年ほど前から禁煙していました。私も嬉しかったし、人生の大半を煙草とともに生きてきた父の意志の強さを見直したものです。

 ところが気づけばまた1日1箱ペースで美味しそうに紫煙をプカプカ。いずれ1箱1,000円に値上げなんて噂もありますが、本人曰く「時代に逆行しようが値上げされようが吸い続ける!」そうです。あらら…。

 しかし改めてその理由を訊ねたら、これ以上非難するのも憚られました。認知症の母の日々の介護、その母の虫歯の治療に全身麻酔を使わなければならないが体力的に大丈夫か気が気でないなど、イライラの種が増えつつあり、気づけばまた吸うようになっていた、というのです。頭では煙草はダメと理解しつつも、こうした事情を抱えやむを得ず手を出してしまう人も多いのでしょうね。まぁ犯罪ではないし仕方ないか…。こんな時、部外者は「他のストレス解消法はいくらでもある」と簡単に言うでしょうが、世の中正論でどうにかなることばかりではありません。

 ところで、喫煙者が禁煙を決意するきっかけって何でしょう?

 大学時代、あるヘビースモーカーの友人と居酒屋で飲んだ時のこと。飲み始めてしばらく経っても彼が全く喫煙していないことに気づきました。「あれ?煙草切らしてる?一本やろうか?」と私が訊ねると、想像もしなかった回答が返ってきました。「こないだ彼女から『煙草やめないと別れる』って言われて泣かれてさ。仕方なく禁煙始めて今日で○日目だよ…」。私は驚くとともに、ちょっと羨ましく思いました。

 彼のように恋人や配偶者から健康を心配されて禁煙、自分の子供が生まれ家族全員の健康を意識して禁煙、医者から注意されて禁煙…きっかけは人それぞれです。ちなみに私は、昔から苦手だったマラソンを周囲の人たちから勧められ、走ってみたら1kmも走れず。しかし(因果関係は不明ですが)煙草をやめたら続けて走れる距離が2km、5km、そして目標だった10kmまで、どんどん伸びたのです。走った後のビールも格別に美味しいし、それまでの自分がいかに煙草に身体能力ばかりか、人生の楽しみまでも抑制されていたかを知り、喫煙を吸うのは損だと気づいてやめました。

 人間誰でも、周囲の人々や社会と前向きにかかわり、ある程度変化のある人生を送っていれば、誰にでも禁煙のきっかけはあるはず。もちろん喫煙しないのがベストですが、個人の事情を尊重するなら、こういったきっかけと出会える人生をちゃんと送っているか?も大事だと思います。そのプロセスを経た結果なら、見事禁煙に成功するのも、私の父のように一度禁煙したが再び喫煙してしまうのも両方アリ。どちらもその人の人生なのですから。

 逆にそういったきっかけを作れない人、何の変化もない人生しか送れない人はちょっと疑問です。昨日喫煙したから何の疑問も持たずに今日も喫煙する。今日喫煙したから当たり前のように明日も喫煙する。そんな日々を延々消化するだけの人がいくら喫煙する理由を主張したところで、何も感じられません。



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