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電話野郎について思うこと

2017-05-09 Tue 07:29
 “電話野郎”をご存じでしょうか?

 “電話野郎”とは、誰かと連絡を取ろうとする時、メールでもLINEでもなくいきなり電話してくる人のことだそうです。ネットでは「デリカシーがない」「相手の時間を奪う行為だ」「失礼だし非常識」「気が利かない」と非難の嵐だといいます。

 そう聞いて「えっ?それの何がダメなの?」と感じる方は、恐らく一定以上の年齢の中高年世代でしょうね。

 “電話野郎”などという言葉が生まれたきっかけはネット。

「電話というのは、リアルタイムに相手の時間や行動を拘束・制限するという行為。いきなり電話するのは失礼だし非常識だよ。電話はあくまで2番目の手段なんだよ」

という投稿が賛否両論巻き起こしたようです。

 私はこれを知り「時代は変わったな」と思いました。確かにLINEもメールも無かった時代は、FAXはともかく誰もが、何ら疑問を持たずに電話、それも個人宅や会社の固定電話…誰が取るかも分からないその電話にかけるしかありませんでした(もし、この時代にメールやLINEがあったら“電話野郎批判”は大いにアリだったでしょうね)。

 やがて携帯電話を1人1台持つ時代になり、メールやLINEなど通信手段の選択肢も増え、直接本人と連絡が取りやすくなった。すると相手を気遣わなければ、電話は必要最低限で、という気持ちが薄れ、どうでもいい用件、緊急性の低い用件でも安易に電話する人が増えた。その結果、そんな煩雑な事態に耐え切れなくなった人たちの心の叫びが“電話野郎批判”なんでしょうね。

 でも出来れば一発目から電話をかけてくる人を総じて“電話野郎”と非難するのではなく、あくまでもどうでもいい用件でいちいち電話してくる輩を「電話野郎」「暇野郎」と非難する方がスッキリするかと思います。

 また、投稿者やそれに賛同する人たちの主張にある

「相手の時間を奪う行為だ」
「電話というのは、リアルタイムに相手の時間や行動を拘束・制限するという行為」

にはその通り!と思いつつ違和感も覚えます。こんなに相手思いの人が世の中にいるなんて感動的ですが(笑)私のセンスではこういう言い方をして許されるのは、分刻みのスケジュールで働き大きな利益を生むビジネスマンか、売れっ子芸能人、まともに働く政治家くらい。単に遊ぶのに忙しいとか雇われ労働者として忙しい人が言うと、ちょっと滑稽です。こんな主張せずに電話に出なきゃいいのでは?(笑)

 いずれにしても緊急の用件、相手にとって優先順位が高そうな情報を伝えたい場合、電話の方が望ましいであろうことはいつの時代も変わらないと思いますけれどね。
 
 私はそれよりも、“電話野郎批判”の意見に混ざっていた、“電話が嫌い、苦手、だからメールやLINEを使う”といった理由で電話を避ける方が深刻な問題では?と感じます。

 「電話がリアルタイムに相手の時間や行動を拘束・制限する行為」なのは仕事でもプライベートでもその通り。性格が優しく図々しくなれない私は(笑)今でも(今電話したら迷惑かな?忙しいんじゃないかな?)と常に不安です。

 しかし緊急性の高い用件は電話で伝えないわけにはいかないし、事前にメールで「電話してもいいですか?」なんてお伺いを立てても、忙しい人ほどチェック・返信してくれないものです。そうしているうちにどんどん時間が経って「なぜ早く電話してくれなかったの?!」といったトラブルも生まれがち。

 だからこそ、相手の口調や雰囲気を読み、単刀直入に切り出すか?それとも世間話をかますか?普段通りのトーンで話すか?申し訳なさそうに話すか?はたまた「また後でかけます」にするのか?…そんな判断が瞬時に出来るようになったのだと思っています。こういうのは長い人生の中で誰もがいつかは乗り越えなければならない壁のひとつだと思うので、いくら通信手段が発達したとはいえ、この試練を避けてしまうのもどうかな?と思わずにはいられません。

 それとも、電話という通信手段は、もはやそんな考え方が必要ないほど、その役割を終えつつあるのでしょうかね?だとしたらちょっと悲しいですね。

 あ~ぁ、夜9時に(まだ大丈夫)と思って遠距離恋愛中の彼女の実家に電話したら母親が出て、不機嫌そうに「…明日じゃ駄目ですか?」とあしらわれて悲しい気持ちになった、若い頃が懐かしいなぁ~(笑)

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