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「外向思考」と「内向思考」一緒に旅行するなら同じタイプ同士で?

2017-07-28 Fri 21:54
 いつもお世話になっている理容師のお兄さんがこの夏、広島県の尾道に旅行する予定だと聞きました。目的はいわゆる“尾道三部作”のロケ地巡り。今風に言うなら聖地巡礼です。彼はこれらの作品をリアルタイムで体験しており、今でも大好きなのだとか。「ようやく念願が叶う」と喜んでいました。

 私は残念ながら尾道三部作には興味ありませんが、彼とは思考が似た所があるので喜ぶ気持ちはよく分かります。興味ない人は何も考えず素通りする、ただの石段に思いを馳せながら、そこにいつまでも佇んでいたい。そんな楽しみ方も十分理解できます。

 でもこんな時、私らの気持ちが理解できない人をうっかり同行させてしまうと、全く楽しくない時間になってしまいます。旅行ならなおさらです。こんな時、私はつい「なぜアイツはこんなに素晴らしい楽しみ方が理解できないんだ?」と否定しがちですが、実は仕方のないこと。なぜなら、人の性格には「外向指向」「内向指向」が存在するからです。

 「外向」「内向」といっても、明るく社交的だとか、引っ込み思案で大人しい、という意味ではありません。ここでいう「外向」とは自分の外側、つまり人や物に価値を見い出すタイプです。友達がたくさんいる、膨大なコレクションを所蔵している、毎日遊ぶ予定や人と会う予定に囲まれて生活することを重視するタイプ。SNSが大好きな人は、ほぼこのタイプでしょうか?

 一方「内向」は自分の内側、例えば思想や価値観を大事にするタイプ。外向と違い多くの友達と広く浅く付き合ったり、SNSの世界でたくさんの友達(フォロワー)を作ってリア充自慢したりすることには価値を感じません。むしろ苦手です。それよりも「自分には3人しか友達はいないが、3人とも心を開いて何でも話せる、一生付き合える親友だ。俺はこんな素晴らしい友達を持っているんだ」という自分の価値感に納得して生きることに幸せを感じるのです。

 私は昔から内向タイプですが、まだそんな違いが分からなかった頃、不運にも外向タイプの友人と一緒にアメリカ・ロサンゼルスに旅行してしまったことがあります。お陰で旅行期間中ずっとストレスを感じてしまいました(笑)

 当時の私は、映画や音楽が好きだったので、ロサンゼルスでは大作ハリウッド映画で見たことのある建物や風景を見つけては時間をかけて眺め、映画のストーリーを思い出しました。ジギー・スターダストを演じていた頃のデヴィッド・ボウイやモット・ザ・フープル、アイアン・メイデンのライブアルバムが録音された、伝説のコンサートホールの前で当時の熱気を想像しました。買い物したお店の店員さんが暇そうなら、積極的に英語でお喋りしました。ウォークオブフェイムを一つ一つ眺めながらハリウッドブルバードをゆっくり歩きました。

 しかし、別行動を却下し、あくまでも私の行動に付き合うと約束したはずの友人は、行く先々で退屈そうに「ねぇ~まだ~?」と愚痴る。ならばお前はどこへ行って何がしたいんだよ?!と訊ねると、日本人でも知っている観光地を巡って写真を撮り、お土産を買いたいだけ。アメリカに行った既成事実(写真)と、それを誰かに自慢する時に必要なフック(お土産)が欲しかったのでしょう。私が「現地でアメリカを体験する自分」で心を満たしたいと考えるのに対し、彼は「アメリカ旅行を自慢した時に驚き、羨ましがってくれる、日本にいる友達や仲間」で心を満たしたかったのでした。

 これは、あくまでも思考の個性の違いの範疇なので、どちらが正しいということではありません。しかし当時の私たちのように、この違いを理解しないまま一緒に旅行してしまうと、せっかくの旅行を心から楽しむことは難しい。逆に考えると、いつも一緒に旅行に付き合ってくれる友達の中の何人かは、こうした不満を抱えつつも我慢して自分に合わせてくれているのかも知れませんね。

 …と、私主体で語ってしまいましたが、「外向指向」の人は私とは全く違う主張をしたり、私が思いつかないような理由で自身の思考を推すのでしょうね(笑)

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