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雪煙チェイス(ややネタバレあり)

2017-08-08 Tue 20:56
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 東野圭吾著「雪煙チェイス」(実業之日本社刊)を読了しました。スキー場に爆弾を仕掛けた脅迫犯と闘う「白銀ジャック」、スキー場に仕掛けられた時限式の生物兵器を捜索する、阿部寛主演で映画化された「疾走ロンド」に続く、東野圭吾スキー場シリーズ第3弾です。

 私はスキーは中学生の時以来ご無沙汰です。当然知識もありませんが、前2作同様そんなことは全く問題なく、夢中で読んでしまいました。

 物語は…

 老人が都内の自宅で殺される。警察は殺害日前日の目撃情報や、家の外に隠してあった合鍵の指紋から、以前老人の愛犬の散歩のバイトを請け負っていた大学生、脇坂を重要参考人として手配する。
 一方、自分が殺人事件の容疑者として警察から追われていると知った脇坂は、無実の罪を証明するため、事件当日新月高原で出会った美人スノーボーダーを探し出し、アリバイ証言を依頼しようと試みる。数少ない手掛かりをもとに彼女のホームグラウンドである里沢温泉スキー場へ。警視庁捜査一課を出し抜きたい上司の命令で、内密に脇坂を探しに里沢温泉スキー場にやってきた、所轄署の刑事・小杉らと巨大スキー場を舞台にした“追いかけっこ”が始まる。


 結局、脇坂は最初から一貫して犯人ではありません。にもかかわらず本作は9割以上が警察と脇坂の“追いかけっこ”。犯人は誰か?という謎解き要素よりも、スキー場における“追いかけっこ”を通じて描かれる登場人物たちの人間模様や、登場人物同士が出会い、関わることで生まれる心情の変化などがメインストーリーですね。私は好きです。

 脇坂が探し求める“女神”の正体は、最初私が想像していた人物ではなく意外でしたが、その後も最後まで予想を裏切られ続け、思わず唸りました。

 シリーズを通して登場するスキー場の監視員の根津と、オリンピック出場を目指したスノーボーダー・千晶が遂にゴールインするのもファンには嬉しいハッピーエンドでしょうね。

 このまま完結するにはあまりにも惜しい、スキー場シリーズでした。


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